「Solo Dignité」が生まれた背景
現在家具生産において、多数のメーカーでリサイクル、長期利用の取り組みが行われています。その中でも椅子は、一度購入すると滅多に買い替える人が少ない傾向にあります。一般家庭、企業、店舗等、新装時に購入した椅子を長期間利用し続けるということは、デザイン面では飽きの来ない形、構造面では耐久性があるもの、仕上げ面では経年変化に対応し続けられる製品が求められます。
また、2015年9月の国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、企業としても2030年までに持続可能でより良い世界を目指すための国際目標を実現するための製品開発をしていかなければなりません。したがって、これからの椅子は一生使える製品として、独自性のあるデザインかつ多様途に利用でき、経年変化も楽しめる高品質で価値のある製品で、SDGsにおける17の国際目標にも対応した環境にも人にも優しい製品を開発する必要があります。